COLUMN お家づくりに必須の知識!建ぺい率と容積率についてご紹介!

お家づくりに必須の知識!建ぺい率と容積率についてご紹介!

はじめに

飛騨・高山を中心に新築・注文住宅を専門に取り扱っている住宅会社4u DESIGN HOUSEです。

 

お家づくりには土地が必ず必要になってきます。

中にはもともと土地を持っていてそこにお家を建てるという方もいらっしゃいますが、多くの方は土地探しを行うと思います。

土地購入を検討するにしても、もともと持っている土地に建築をするにしても、その土地に自分が理想としている大きさのお家が建てられるのか、建てられないのか、しっかりと見極めたうえでお家づくりを進めていく必要があります。

不動産屋さんに土地を紹介してもらうと、たくさんの資料を見せて頂きながら土地の特徴などを説明してもらえます。現在、土地を探している方は実際に経験された方も多いのではないでしょうか。

その中に、『建ぺい率』と『容積率』というワードが必ず書いてあります。

この『建ぺい率』『容積率』とは何か、ご存知でしょうか?

この二つのワードは土地探しをするにあたって必須となる基本的な知識なので、しっかりと理解した上で土地探しをされることをお勧めいたします。

 

建ぺい率

建ぺい率とは、敷地の広さに対して建物の面積が占める割合の上限の事になります。

例えば、建ぺい率60%の土地で考えてみると、土地と建物を真上から見た際に、土地に対して建物が占める敷地面積の割合が60%までの建物を建てても良いという事になります。

簡単に言うと一般的な2階建ての建物であれば、1階の床面積が建ぺい率の上限面積を下回っていれば大丈夫という事になります。

土地によって建ぺい率は50%、60%、70%、80%と値が違うので、気になる土地がある方は実際に計算してみて、自分が理想とする建物面積で建てられるかを確認する必要があります。

このように建ぺい率は単純に数値が大きければ大きいほど建物を建てられる面積が広いという事になります。

また、計算してみると建ぺい率がギリギリになってしまう場合がありますが、そういう時は注意が必要です。

計算上では上限を下回っているから建てられるという結果になりますが、実際には建築するにあたり足場を組む面積が必要になりますので、実際には建てるのが難しい、というケースがあります。

それ以外にも建ぺい率に関して多くのルールがあるため、建ぺい率がギリギリの住宅を建てたい場合は、土地購入前に建築士又は住宅会社に相談して、自分の理想の大きさのお家が建てられるのかを相談する事をお勧めいたします。

 

容積率

容積率とは、延べ床面積(建物のすべての階の床面積の合計)の上限を現した数値です。

例えば、容積率200%の土地であれば、敷地面積の2倍の延べ床面積の建物を建てる事が出来るという事になります。

簡単に数字を置き換えて考えてみると、100坪の土地で容積率が200%であれば、200坪までの延べ床面積が建築可能だという事になります。

100坪の土地で建ぺい率が60%、容積率が200%の場合、1階床面積60坪・2階床面積60坪・3階床面積60坪・4階床面積20坪で合計200坪まで理論上は建築可能という事になります。

 

まとめ

『建ぺい率』と『容積率』の考え方は上記の内容が基本になります。

簡単にまとめると、建ぺい率が「土地に対して建てられる建物の広さの上限を示す値」で、容積率が「土地に対して建てられる建物の延べ床面積の上限を示す値」です。

ただ、土地に建物を建てるには建ぺい率と容積率以外にも把握しておくべき言葉があり、その一つが『用途地域』です。

この用途地域によって、建ぺい率と容積率が異なってきますし、土地によっては制限が設けられている場合がありますので、こちらも建築士や住宅会社に相談して進める事をお勧めいたします。

 

今回のコラムでは、土地探しをするにあたり必要な知識として、建ぺい率と容積率についてお伝えしましたが、まだまだ土地探しをするために事前にチェックしておいた方が良い事はたくさんあります。

土地を購入してしまってから後悔する事の無いように、土地に関する基本を勉強してみてください。

次回のコラムでは、建ぺい率と容積率に関係する『用途地域』についてお伝えします。

 

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