新築・注文住宅購入前に必ず知っておくべき住宅ローン審査における3つの注意点!
飛騨・高山を中心に新築・注文住宅を専門に取り扱っている住宅会社4u DESIGN HOUSEの今村です。
夢のマイホームと言われるくらい新築・注文住宅に憧れを抱いている方は多いのではないでしょうか?
いざ家を建てようと思った時にもし住宅ローンの審査が通らなかったら、最悪の場合はマイホームを諦めなくてはなりません。
今の時代、全額自己資金で建てる方はなかなかいらっしゃらず、住宅ローンはマイホームへの一般的な通り道となっています。
ではなぜ住宅ローンの審査が通らないのか。
一般的にはブラックリストに載っていると通らないという話は聞いたことがある方も多いと思います。
ですがブラックリストに載っていないから大丈夫と安心してはいけません。
転職やマイカーローン・クレジットカードなども要因となることがあります。
そこで、今回のコラムでは住宅ローンの審査に通らないよくある原因を3つ紹介いたします。
住宅ローンの審査に通らないよくある原因
①転職
住宅ローン審査に通らないよくある原因の一つが転職です。
転職が当たり前になりつつある時代ですが、勤続年数が短いと住宅ローンの審査に通らない可能性が高いです。
その理由として、住宅ローンの返済期間が挙げられます。
使用する住宅ローンにもよりますが、基本的に住宅ローンは数十年という長期間、返済が続きます。
そのため、長期間の返済をこなすことができるのかどうかを判断するために、勤続年数が審査において重要な評価項目になります。
転職したばかりで勤続年数が短いと、「その仕事は何年続けられるのか」「また転職する可能性はあるのか」、といった理由で審査においてマイナスの要因となります。
住宅ローンの審査に通るためには、ある程度の勤続年数が必要になってきますので、転職を考えている方は転職とマイホーム購入のタイミングについて意識していただく必要があります。
②マイカーローン
二つ目のよくある原因はマイカーローンです。
毎月のマイカーローンの返済額が多いと、住宅ローンの審査に通らない、もしくは減額される可能性があります。
もちろん、マイカーローンを使用しているから住宅ローンの審査が希望通りに通らない、といったことはありません。
新築・注文住宅の購入と同様、マイカーの購入はほとんどの方がマイカーローンを使用していますし、マイカーローンを使用していて住宅ローンの審査に希望額で通った方も多くいらっしゃいます。
住宅ローンの審査においてマイカーローンで注意する必要があるのは毎月の返済額です。
例えば毎月の収入が手取りで20万円、マイカーローンが4万円の場合、更に住宅ローンで8万円の返済が増えると、毎月12万円が返済にあたります。
かなり極端な例ですが、この場合は月の収入に対してローンの返済額が60%となり、審査に通る可能性は低いと言わざるを得ません。
収入に対するローンの合計返済金額の割合を“返済比率”と呼び、ローンの審査において非常に重要な判断材料になります。
使用する住宅ローンの種類や、マイカーローンの残りの返済年数によっても変わってきますので一概には言えませんが、基本的には返済比率を30%程度に収める必要があります。
③クレジットカード
三つ目のよくある原因はクレジットカードです。
クレジットカードによる毎月の返済額が多いと、住宅ローンの審査に通らない、もしくは減額される可能性があります。
もちろん、クレジットカードについてもマイカーローンと同様、クレジットカードを使用しているからといって住宅ローンの審査が希望通りに通らない、といったことはありません。
キャッシュレスが普及しクレジットカードは誰もが持っているのが当たり前になりつつある時代です。
クレジットカードで注意する必要があるのは、クレジットカードによる毎月の返済額になります。
クレジットカードの機能は多岐に渡り、その中に返済方法の1つでもあるリボ払いがあります。
前述の通り、住宅ローンの審査において、月々の返済額がトータルでいくらになるかが審査する上で重要となってきます。
クレジットカードのリボ払いで返済を行っていると、その分返済比率が上がってしまいます。
そのため、クレジットカードでリボ払いを使用している方は、リボ払いによる毎月の返済額がいくらなのか把握していく必要があります。
まとめ
今回のコラムでは住宅ローンの審査に通らないよくある原因を3つ紹介しました。
勤続年数や返済比率が重要になりますので、一度自身の状況をしっかりと把握しておきましょう。
マイホームを建てる上で必ず必要になってくる住宅ローンですので、万全の準備を整えましょう。
ただ、住宅ローンの制度は複雑で自分で調べるだけではわからないことも多くあると思います。
銀行の窓口で住宅ローンを組みたいと言ってもローン担当者じゃないとなかなか伝わらないことがあります。
住宅会社では住宅ローンの手続きを代行して行っていますので、お家と住宅ローンについて一緒に相談ができる場所でもあります。
少しでも不安がありましたらぜひ一度ご相談下さい。